「介護福祉士を取りたいけど、働きながら勉強する時間なんてない」——そう思っていませんか。
実は私も、まったく同じことを思っていました。仕事はめいっぱい、家に帰れば子育て。私はシングルマザーで、3人の子供を育てながらの受験でした。勉強する時間なんて、どこにもない。
それでも合格できました。今回はその話です。
正直、諦めモードでした
介護福祉士の試験は、同僚5人くらいで一緒に受けることになりました。
でも私は、仕事を目一杯していて勉強する時間がなくて(今思えば言い訳ですが)、心の中ではこう思っていたんです。
「私以外で、みんな受かってね」
最初から諦めモード。自分だけ落ちる前提でいました。
同僚の一言で、スイッチが入った
そんな私に、同僚がこう言ってくれました。
「来年また一年、こんな勉強するの嫌やろ。頑張ってみんなで合格しよう」
……たしかに。落ちたら、この勉強をもう一年やることになる。それは嫌だ。
この一言で、スイッチが入りました。そこからは、高校受験よりも勉強を頑張ったと思います(笑)。
時間がない人の勉強法|私がやったこと
とはいえ、勉強時間がないのは変わりません。そこで上司がくれたアドバイスがこれでした。
「勉強する間がなかったら、とりあえず過去問だけしとき」
私がやったのは、この3つです。
1. 過去問を軸にする
まず過去問を解きます。教科書を最初から全部読み込むのではなく、過去問で「試験に出るところ」から入る。時間がない人には、これが一番の近道でした。
ただし、教科書にも目は通しました。制度は変わっていくので、過去問の内容が今と違っていることがあるからです。過去問で出たところを、教科書で「今はどうなっているか」確認する。この組み合わせです。
2. 覚えられないところだけマーカー
過去問を解いて、どうしても覚えられないところだけマーカーで線を引きます。全部覚えようとしない。「覚えられないところ」だけに絞って、そこを重点的に繰り返しました。
3. 風呂・トイレ・壁に貼る
子育てしながらだと、机に向かう時間なんて作れません。でも、お風呂とトイレの時間は毎日必ずあります。
マーカーを引いた覚えられないところを、お風呂場にはクリアファイルに挟んで持ち込み、トイレや壁には貼りました。湯船につかりながら、トイレに座りながら、暗記です。
我ながら必死でしたが、今となってはいい思い出です。
結果は——全員合格
迎えた合格発表。結果は、みんなで合格でした。
「私以外で受かってね」と思っていた私も、ちゃんと受かっていました。
そのあとのお疲れ様会で、みんなで飲みに行って乾杯したこと。あの一杯は忘れられません。一人で勉強していたら、きっと途中で折れていたと思います。
時間がなくても、仲間がいれば
働きながら、子育てしながらの資格試験は、たしかに大変です。でも私の経験から言えるのは、この2つです。
- 勉強は「過去問+覚えられないところだけ」に絞れば、スキマ時間でもなんとかなる
- 一緒に受ける仲間がいると、諦めそうな時に引っ張ってもらえる
もし職場に「受けようかな」と言っている人がいたら、一緒に受けてみてください。「来年もう一年やるの嫌やろ」——この言葉、効きますよ(笑)。

コメント