訪問介護のヘルパーは、一日に何件ものお宅を自分でまわります。つまり、仕事道具は全部自分で持ち歩くということ。だからこそ「かばん選び」は、地味に見えて大事なテーマです。(ちょっと大袈裟)
今回は、実際に訪問介護で働いていた私のかばん事情をお話しします。
私はリュックと斜めがけを使い分けていた
私が使っていたのは、リュックサックと斜めがけかばんの2種類でした。
- リュックサック … 両手が空くのが最大の強み。荷物が多い日や、移動が長い日に便利
- 斜めがけかばん … 中身をさっと取り出せるのが強み。報告書を出したり、こまごました動きが多い日に便利
特にリュックが活躍したのは、車椅子を押して買い物に同行するような日です。両手が完全に空くので、断然仕事がしやすかったです。
「絶対にこれが正解」というものはなくて、その日の訪問件数や中身によって使い分けていました。これから始める方は、まず手持ちのもので働いてみて、自分のスタイルに合う方を選べば十分だと思います。
かばん選びで大事なこと
一日8件前後まわっていた経験から言うと、ポイントは次の3つです。
- 両手が空くこと。訪問先では鍵を開けたり、ドアを押さえたり、手がふさがる場面が多い
- 出し入れしやすいこと。記録類や消毒用品など、一日に何度も出し入れするものがある
- 雨に強いこと。梅雨時は雨具と一緒にかばんもぬれます。ぬれて困るものはビニールに入れておくと安心
ちなみに、かばんの中でいちばん場所を取っていたのは、大きめの報告書でした。ここ最近はスマホで記録するようになりましたが、長いあいだ紙の報告書を持ち歩いていたので、「報告書が折れずに入るか」もかばん選びの条件でした。
高いかばんはいらない
訪問介護のかばんは消耗品です。毎日使って、雨にもぬれて、床にも置きます。最初から高級なものをそろえる必要はまったくありません。
大事なのはかばんの値段ではなく、「自分の一日の動きに合っているか」。働きながら、少しずつ自分の形ができていきます。
次回は、訪問先の「ルール」をめぐるちょっと困った話をお届けします。

コメント